ストレートネックと横隔膜の知られざる関係性 その2

ストレートネックと横隔膜の知られざる関係性 その2

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横隔膜の動きが制限されたら・・・

前回の投稿では、横隔膜の役割を知っていただき、更に、デスクワークが引き起こす横隔膜への影響について説明しました。

なんとなく理解できたでしょうか?

読んでいない方は以下のリンクから一読ください。

復習として簡単に説明します。

デスクワークなどの丸まった姿勢を習慣的に長時間取り続けている方に多い症状の1つに「チェストグリッピング」があります。

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これは、上のイラストのように腹筋などの筋肉や筋膜、皮膚が硬くなっていく症状です。

すると、本来動かなければならない肋骨や胸郭の動きが悪くなって、「横隔膜」による自然な呼吸ができなくなってしまうのです。

ここまでは、前回もお話しした内容です。

では、横隔膜が働きにくくなってしまった人はどうなってしまうのでしょうか?

横隔膜の役割は、無意識に酸素を取り込むこと。ですよね?

人間は当たり前ですが、酸素がないと窒息して死んでしまいます。

そうならないためにも、酸素の取り込みは、最優先課題となります。

今回説明したチェストグリッピングのように、横隔膜の動きが制限された場合、人は「プランB」の作戦に乗り換えるのです。

どういうことかというと、人間には、横隔膜の「代役」が存在します。

それが「呼吸補助筋:こきゅうほじょきん」

という筋肉たちです。

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息を吸う筋肉:胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)、斜角筋群(しゃかくきん)と言います。一応参考までに記載しておきます。

この筋肉は首の前や横の部分についていて、この筋肉が頑張って働くことで、肺を囲っている胸郭(鎖骨、肋骨、脊柱)という部分の動きをサポートします。

そうすることによって、横隔膜の代役を務め、呼吸を継続させるのです。

横隔膜の代わりはするものの・・・

ただし、これには欠点があります。

呼吸補助筋のが付いている2つの筋肉をよーくご覧ください。

首の上の部分から鎖骨の方へ斜め前に付いているのがおわかりでしょうか?

横隔膜が「省エネでエコな筋肉」ですが、この2つの呼吸補助筋は「やや燃費の悪い筋肉」と言えます。

つまり、頑張ったら頑張った分だけエネルギーを必要とし、頑張りすぎると硬く、縮こまっていきます。

そうすると、筋肉がくっついている位置関係からもわかるように、始まりと終わりの部分を近づけると、首が前に倒れていってしまうのです。

つまり、この状態が強くなることで、「ストレートネック」を助長させてしまう可能性があると言えます。

ストレートネックになると様々な症状を引き起こすことになりますので、皆さんはこの姿勢が習慣化しないよう対策を練る必要があるのです。

普段気をつけるべきポイントを挙げてみます!

⑴胸郭部分(お腹と胸の間部分)の動きの柔軟性を保ちながら、横隔膜が働きやすい環境を作る

⑵長時間(連続1時間以上)のデスクワークは避ける。

※20〜30分に1度は休憩し、体をほぐす。

⑶首や胸〜腹周りのセルフエクササイズ(ストレッチなど)を行う。

以上が私からの提案です。

具体的なエクササイズ方法について

以下に、ストレッチ方法を提示しておきますのでご参照ください。

<胸鎖乳突筋ストレッチ> 

<斜角筋ストレッチ>

<お腹の柔軟性エクササイズ>

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